声 - 内匠靖明 / 演 - 村田洋二郎 『週刊少年ジャンプ』にて、2007年44号から2008年26号まで連載された。 下町の定食屋で育った主人公・幸平創真は店を継ぐつもりだったが、父親が突如店を閉めることを宣言する。創真は料理のエリートが集う名門料理学校・遠月学園に進学することになる。, 『君と僕。』とは、2003年から堀田きいちが、『月刊少年ガンガン』にて連載を開始した漫画。2004年からは『ガンガンパワード』、2009年からは『月刊Gファンタジー』に移籍して連載。2011年、アニメ第1期の放送が開始され、1年後には第2期も放送している。クールな双子に真面目な学級委員、可愛い系男子と、少しお馬鹿な帰国子女。5人の男子高校生が日常の中で、少しずつ成長を遂げていく、青春×コメディー。思春期の「恋」や「友情」が、優しいタッチで描かれている作品で、知名度と比較して熱狂的ファンが多い。, 見覚えのないビルの最下層で目を覚ました少女、レイチェル。わけもわからないまま、出口を求めてビルの中をさまよっていると、顔を包帯で覆い、大きな鎌を持った殺人鬼、ザックが現れる。 25歳の男性。印。自警団の団長で、オウニと並び、泥クジラ一のサイミアの使い手といわれている。 ギンシュ 「クジラの子らは砂上に歌う」とは、「梅田阿比」による漫画作品。2017年にJ.C.STAFF製作でアニメ化。砂の海に浮かぶ巨大な船「泥クジラ」には、超能力「情念動(サイミア)」を操る「印」と、操れない「無印」がいた。印である主人公「チャクロ」は泥クジラの歴史を綴る記録掛りをしていた。チャクロはある日、砂の海を漂流してきた島で謎の少女「リコス」に出会う。, 「クジラの子らは砂上に歌う」とは、作者「梅田阿比」による漫画作品。2013年からミステリーボニータで連載を開始。2016年には舞台化し、2017年にJ.C.STAFF製作でアニメ化。「このマンガがすごい!2015」オンナ編で10位にランクインし、「次にくるマンガ大賞」にもノミネートした。砂の海に浮かぶ「泥クジラ」という島のような巨大な船を舞台に、主人公で記録係の「チャクロ」達の運命を描く。超能力「情念動(サイミア)」を操れる「印(しるし)」と、操れない「無印(むいん)」の二種類の人間が存在し、印たちは短命の運命を背負っていた。第3話からは帝国と呼ばれる国が攻めてきて、平和に生きてきた泥クジラの住民達が虐殺されるショッキングな内容となる。何故泥クジラの住民が虐殺されなければならないのか、泥クジラとは何なのか、次第に秘密が明らかになっていく。, 物語の舞台となる「泥クジラ」は、砂の海を漂う漂流船。そこには超能力「情念動(サイミア)」を使う事の出来る「印(しるし)」と呼ばれる人々と、サイミアを使えない「無印(むいん)」と呼ばれる人々が暮らしていた。現在の泥クジラの住人513人のうち9割が印で、印の寿命は何故か短かく30歳前後であった。印よりも寿命の長い無印は、泥クジラの指導者として生きていき、民達のリーダー「首長」になったり、61歳を迎えると指導者組織「長老会」に属する事になる。主人公で印の「チャクロ」は、泥クジラの記録係として日々の事を紙に記入していた。泥クジラでは死者が出ると花と一緒に棺桶に入れ、砂の海へ還すのが習わしであった。死者を送る時に涙を流してしまうと「砂の底に眠るたくさんの魂に呼ばれて早く砂に召されてしまう」とされ、皆泣きたいのを我慢し、きつく指を組んでいた。泥クジラには、こみ上げる衝動を耐える時に指を組むという風習があった。チャクロは仲間の死を悲しみ堪えきれず涙してしまうが、自分の書く記録には自分の感情を入れなかった。また、チャクロは何でも記入せずにはいられない過書の病(ハイパーグラフィア)で、好奇心も旺盛であった。チャクロは幼馴染の少女で印の「サミ」とよく一緒におり、サミの兄で無印の次期首長候補「スオウ」を尊敬していた。スオウは短命の印を憂い、寿命を延ばす研究をしている。砂の海を漂流している流れ島が泥クジラの近くまで来ており、泥クジラの住人たちは物資調達のために偵察に向かう事になった。偵察メンバーはスオウが選ぶ事になり、メンバーには泥クジラ自警団の「ギンシュ」や、サイミアの実力者の「マソオ」、そしてチャクロとサミも含まれていた。一同は小さな船を使って砂の海を渡り、流れ島へ辿り付く。島には建物や武器があった。そしてチャクロは謎の動物に出会い、その近くで武器を持ち虚ろな目をし、布切れ一枚だけを羽織った少女に出会う。少女はチャクロに襲い掛かるが、チャクロが振り払うと気絶してしまった。少女をそのままにしておけなかったチャクロは、少女を背負い、少女が洗濯していたと思われる干された洋服を持ち、謎の動物も連れて島へ帰った。帰宅途中、サミは布切れ一枚だった少女に洋服を着せてあげることにした。洋服のタグにはリコスと書かれていた。, 少女は目を覚ますと自分は捕虜になったのだと思い、投降すると宣言した。チャクロとサミは少女を医療室へ連れて行く。少女に名前はなかったが、服にリコスと書いてあった事から、2人は少女の名前がリコスだと思い込み、そう呼ぶ事にした。リコスは泥クジラを「ファレナ」と呼び、チャクロたちの知らない事を何か知っているようであった。リコスは長老会に呼ばれ行ってしまい、手の余ったチャクロはスオウと一緒に「体内モグラ」の対応にあたった。泥クジラでは規則を破った物を「体内エリア」と呼ばれる地下の牢獄に入れる規則があり、そこでは何故かサイミアは使えなくなる。そして何度も規則を破り、いつも体内エリアにいる問題児たちのグループを「体内モグラ」と呼んでいる。虹が出ると恩赦が出る決まりがあり、スオウは体内モグラたちに恩赦を伝えに行き、チャクロはその護衛についた。体内モグラのリーダーで、泥クジラ一番のサイミアの使い手「オウニ」は、外の世界に憧れを持ち、泥クジラを出たいと思っていた。そのため泥クジラの外から来たリコスに興味を持つ。チャクロはオウニが何かする前にリコスの元へ行こうと先回りし、長老会とリコスの会話を立ち聞きする。長老会はリコスを「アパトイア」と呼び、リコスは「ここはファレナか?」と聞いたが長老会は答えなかった。長老会もまた、チャクロの知らない泥クジラの何かを知っているようである。するとオウニが現れ、長老会からリコスを奪い、リコスと偵察隊のメンバーだったチャクロを無理やり流れ島へ連れて行った。流れ島には人は誰もおらず、リコス曰くリコス以外の人間が全て死に、リコスが埋葬したという。死因は語られなかった。三人は地下にある部屋へ行き、そこには「魂形(ヌース)」と呼ばれる生き物が居た。ヌースは感情を食べる代わりにサイミアの能力を人間に与える存在であった。そしてこのヌースの名前がリコスであり、リコス(少女の方)が持っていた服についていた名もヌース・リコスを現すナンバリングのようなものであった。ヌースは人の感情や記憶を食べ、リコスもヌースに感情を捧げて生きていた。リコス曰く泥クジラの外の世界は、ヌースに感情を食べられて感情を無くした兵士「アパトイア」が戦争をする世界だと言う。リコスはオウニに、本当に外の世界に求める物はあるのかと尋ねると、オウニは泥クジラに閉じ込められて暮らすくらいなら感情などくれてやると言い、ヌースに近づく。チャクロはオウニを止め入ってヌースに触れ、ヌースに感情を食べられた人々の記憶や自分の記憶を見るが、リコスに助けられる。三人は連れ戻しに来たマソオたちと共に泥クジラに帰り、リコスは軽い幽閉状態となり、チャクロとオウニは勝手に泥クジラを出た罰で体内エリア行きになった。チャクロは、感情を食べられたリコスが何故、ヌースから自分を助けたのかと疑問に思った。チャクロはオウニに無理やり連れて行かれたことが判明し、体内エリアから解放される。その日はホシボシバッタという虫が発光しながら移動する「飛行現象」の日で、皆でその様子を見るちょっとしたお祭りの日でもあった。リコスには長老会の世話係の少女「ネリ」が側についていた。チャクロは飛行現象をリコスと共に見たいとネリに頼み、ネリはチャクロがリコスを連れて行くのを見逃した。サミはリコスに嫉妬をしたのかチャクロに抱っこをねだり、昔は軽かったけど今は重くなったからと断られると、プンプン怒ってしまった。それを見ていたリコスは、自分の小さい頃を思い出して語り出す。リコスの家族は両親と兄の4人家族で、全員アパトイアで感情がなく、家族とバラバラになってしまう別れの日も特に感慨深さはなかったという。しかし疲れて歩けなくなったリコスを父がおんぶしてくれた事を思い出したリコスは涙を流す。リコスは自分を不安定にさせる感情を持っていることを恐れ、全て無くしてしまいたいと思い、ヌースリコスの元にいた。だがチャクロは、リコスは島で仲間を埋葬した事や、自分を助けた事などからまだ感情を全て失っていないと気づき、リコスに泥クジラで一緒に暮らそうと提案する。リコスはチャクロに泥クジラについて何か言おうとしたが、言えずに終わる。体内モグラでオウニの友人「ニビ」や、オウニに懐く少女「キチャ」たちは、別の島へ飛んでくホシボシバッタに自分を重ね、自分達も泥クジラの外に出たいと思うのであった。しかし、別の島まで渡りきれなかったバッタは力尽きて死に、砂の海へ落ちていくのであった。翌日、何か思いつめた様子のリコスは長老会に面会を求めたが、長老会は何故か面会を拒否する。その話をネリから聞いたスオウは、直接リコスに会いに行く。リコスは何かを焦っており、スオウに島の代表と話をさせて欲しいと言った。長老会とは、泥クジラの人間が61歳になると入る組織で、印は短命なため実質無印だけの組織でもあり、長老会に入ると泥クジラと世界の歴史を教えてもらうことができる。長老会はリコスについて何かを隠しており、またかなり保守的な傾向も強く、現在の首長「タイシャ」は長老会のあり方に疑問を持っていた。しかし首長には政治権力はなく、泥クジラの民達に愛される象徴である事が求められた。タイシャと、タイシャに想いを寄せる側近の「クチバ」が話をしていると、外から船が泥クジラに近づいて来るのが見えた。リコスはスオウに、「ファレナ(泥クジラ)の罪人たちは狙われている」と言う。その頃、チャクロとサミの前に仮面を付けた複数の兵士達が現れ、いきなり射撃される。サミはとっさにチャクロを庇い、銃弾を浴び絶命した。, 突然やってきた謎の兵士達に、泥クジラの人々は次々に虐殺されていく。リコスはこの襲撃の事を長老会に告げようとしていたのであった。サイミアを人に向ける行為は泥クジラでは悪い事とされており、殆どの住民がサイミアで傷つけあう事はしなかった。そんな平和さが裏目に出てしまい、誰もサイミアで抵抗するという咄嗟の判断ができず、一方的に殺されていく。リコスは泥クジラの人々は殺されていい罪人では無いと良い、兵士たちと戦う。スオウはタイシャが襲撃で亡くなった事と、長老会はこの状況でも口を閉ざしていることを聞く。タイシャが亡くなった今自分が首長であると、自警団を率いて兵士達と対話を試みようとする。しかし目の前でオウニが敵を殺しているのを見てしまい、もはや対話ではなく反撃という方法しか手は無いのかと戸惑う。チャクロは既に死んでしまったサミを抱き呆然としていたが、そこに兵士と子供達がやってきてしまい、子供達を守るためサイミアで戦う。兵士たちはリコスと同じ国出身の、ヌースに感情を食べられたアパトイアであった。リコスはチャクロたちの元に駆けつけるが、兵士達に仲間と認識され、国へ戻るように言われる。リコスも元々はヌース・リコスのアパトイアで、目的はファレナ(泥クジラ)の民の殲滅であった。そしてリコスはファレナ殲滅総指揮官「オルカ」の妹なのだという。リコスは国へ戻れという指示を拒む。そこにアパトイアだが感情を持った兵士の「リョダリ」が現れる。リョダリとリコスは知り合いのようであった。リョダリは他の淡々と殺すアパトイアとは違い、喜びながら泥クジラの人々を殺していた。結局、リコスはファレナへの影響を実験するサンプルとしてその場に残って良い事になり、兵士達は一時撤退していった。オウニは捕まえた兵士を拷問し、今回の襲撃はヌース・リコス(流れ島)の回収であり、7日後に本格的な泥クジラへの攻撃を始める事を聞き出す。今回の襲撃で、サミやタイシャを初めとした多くの者が亡くなった。生き残った民達は、死者を花と共に棺に入れ、砂の海へ還した。泥クジラの民の罪とは何か、そもそも泥クジラとは何なのか、何故襲撃を受けなければならないのか、襲撃をしてきた人たちは一体誰なのか、分からない事だらけであった。, 長老会は泥クジラを砂の海に沈めることを決定し、首長になったスオウに皆を誇りある死に導いて欲しいという最初で最後の使命を与えた。先日泥クジラに責めてきたアパトイアは、元々は泥クジラの民と同じ国(帝国)の人間であるのでだった。泥クジラの民はある理由で流刑にされた人々の末裔で、その流刑は今でも続いており、帝国は泥クジラの民即ち罪人達を処刑する決断をしたのだと長老会のメンバー達は言う。帝国は泥クジラを征服するために襲ってきたのではなく、皆殺しにするために襲ってきたのである。そして七日後にある襲撃で殺されるぐらいなら自決しようというのが長老会の考えであった。スオウは罪も無い人々が死んでいいはずがないと反対する。長老会の最長老は突如取り乱し、「ファレナに聞けば良い」「ファレナは全部知っている」とスオウに言う。スオウが詳しく聞こうとすると、自警団の団長「シュアン」に気絶させられ拘束された。一方チャクロはサミを守れ無かった事で自暴自棄になり、壁に言い訳を書き殴っていた。そこに自警団のギンシュが訪れ、チャクロがギンシュを「ギンシュ姉さん」と呼んだことでギンシュは気を良くした。その後いつもと様子の違うネリがチャクロの元に現れ、チャクロにこの世界が綺麗なのはこれまで生きた人々の魂が砂に溶けているからだと語る。するとネリの周りから今まで死んでいった人々の投影が現れ、そこにはサミもいた。サミはチャクロに恋心を告げ、チャクロもまたサミに恋心を告げ、サミに自分もそっちに連れて行って欲しいと言う。しかしサミは断り、チャクロには役割があると微笑みかけた。今度はタイシャが現れ、このままでは泥クジラが沈み皆消えてしまうことをチャクロに教え、チャクロに全てを見届けるように言う。そして血まみれのオウニ、絶望するスオウ、炎に包まれるリコスの幻影が見え、現実の世界に戻った。これらの事が何を表しているのかは定かでは無いが、ネリはチャクロに「あなたが皆さんを繋げないと全ては終わってしまう」と言った。その途端ネリはいつものネリに戻り、長老会とスオウの間に起こった事をチャクロに話した。ネリはスオウが体内エリアに閉じ込められていることを話し、泥クジラの民達を助けて欲しいとチャクロに願い、そのためにはまず心を解放してあげないといけない人が居ると教えた。その人物はリコスの事で、リコスは自分が元々ファレナを襲うためのアパトイアだったことをチャクロに涙ながらに話す。泥クジラは野蛮な人間の住む地獄のような場所であると教え込まれて居たのだという。チャクロはリコスにはちゃんと感情があると言い、リコスを信じていると告げ、リコスに協力を頼んだ。チャクロは泥クジラが何処へ向かっているのか誰も知らないし操縦も出来ないのに、長老会が泥クジラを沈められる事を不思議に思っていた。リコスが誰も立ち入らない場所はないかと聞くと、チャクロは体内エリアに進入禁止エリアがあると気づき、二人はスオウを助けつつそこを目指す事にした。リコスとチャクロは友人のロウとネズそしてマソオを連れ、一度オウニの元へ行き事情を話すが、外の世界も泥クジラにも失望したオウニは荒れており協力してくれそうになかった。体内エリアの入り口で警備していた自警団に囲まれてしまうが、間が良くギンシュが現れ、チャクロの頼みで自警団の相手をしてくれた。体内エリアの中には自警団団長のシュアンがいたが、シュアンはチャクロたちを無視して通り過ぎて行った。オウニは何だかんだとやはりチャクロたちが気になったのか、チャクロたちを後を付けてきていて、シュアンの目的は武勇に優れたオウニと戦う事にあった。チャクロたちは進入禁止エリアを見つけ、チャクロ・リコス・マソオは進入禁止エリアに、ロウとネズはスオウを助けに向かった。進入エリアにはヌース・リコスとよく似た「ヌース・ファレナ」がいて、傍らにはネリがいた。リコスが泥クジラをファレナと呼んでいたのは、ヌースの名前だったのである。, ヌースとは砂の海に浮かぶ船の心臓のようなもので、ヌースを破壊すると船は沈んでしまう。そこへ長老会が自警団を連れて現れ、ヌースを攻撃しはじめる。リコスは間に入って止めようして負傷し、その姿を見て長老会メンバーはリコスは泥クジラを滅ぼす側の人間では無いのかと動揺する。リコスは泥クジラが沈み皆が死ぬことを良いと思わず、また泥クジラの民が罪人とも思わないと言う。泥クジラの人々は、リコスたちアパトイアが失った「感情」を持つ人間達で、今は世界の希望だと思っていると語る。その言葉を聞いて長老会のメンバーはリコスの手当てをはじめ、チャクロやリコスの泥クジラを沈めたくないという意見に同意する意志を示した。しかし長老会のメンバー「ハクジ」だけが反対を続けた。ハクジはこれまで頑なに泥クジラの掟を守り、泥クジラを沈めることを一番強く望んでいた人間でもあった。集団自決の道が閉ざされ呆然とするハクジの前にネリが現れ、自分がチャクロたちを招いたのだと話し、ヌース・ファレナの中へ消えていった。ヌースを攻撃したことで泥クジラは地震を起こしていたが、それも収まる。解放されたスオウの元にハクジが現れ、「我々(長老会)は最早分からなくなった」と言った。長老会はもはや信用できないとし、チャクロ・スオウ・マソオそして無印たちはリコスの話を聞くために集まった。リコスの話によると、帝国は8つのヌースを所持しており、帝国が泥クジラの殲滅よりヌース・リコスを回収することを優先したのはヌースが8つしかないからであった。泥クジラを襲いに来るのはヌース・スキロスとスキロスに感情を取られたアパトイアたちで、ヌースを所持し指揮しているのがリコスの兄・オルカであった。ヌース・スキロスを破壊することができればヌースを乗せた船を沈めることができる。兵士達の母艦であるスキロスが沈めば襲撃を止められ、それは帝国にも痛手になるはずだという。また、リコスが居たヌース・リコスのアパトイアたちが皆死んでしまったのは、帝国と敵対する勢力と戦ったためであった。帝国に敵対する国が泥クジラの敵とは限らず、泥クジラを滅ぼそうとしているのも帝国だけで、敵対国はそもそもファレナの存在も知らないのだと言う。つまり泥クジラの民にとって、帝国と帝国が所持する8つのヌースとアパトイア兵が敵なのである。帝国が泥クジラを敵視するのは、ファレナは他のヌースとは違い人の感情を食べない異質なヌースだからであるとリコスは言う。泥クジラの民はヌースによる支配を拒み、感情を持っている事を選んだ民達の末裔なのであるという。帝国はヌースによって人間の感情を消すことで人々を支配し、アパトイア兵を生み出していた。感情を食べないため人間を支配するという本来の目的を果たせないヌース・ファレナに、感情を取られたくない人々を押し込め、流刑にしたのが泥クジラだったのだ。帝国の人間達は、ファレナとは野蛮な人間達が憎しみ合って暮らす地獄のような場所だと教えられている。帝国の敵国たちが段々と砂の海へ活動範囲を広げたことで、ファレナを発見され奪われては困るが、帝国でファレナを受け入れる事は出来ないため、ファレナの民を全員処刑という決断に至ったのであった。リコスの話を聞いたチャクロは、帝国の敵が泥クジラにとって敵では無いかもしれないのなら、世界の誰かが泥クジラを見つけて存在を認めてくれないのだろうかと言う。スオウも泥クジラを認めてくれる仲間が現れるまで泥クジラを守り、敵国と戦うことは出来るかとリコスに問う。リコスは泥クジラの皆がそれを望むのなら、自分の全てをかけて泥クジラに協力すると微笑んだ。スオウは泥クジラの民達に収集し、あと四日でまた帝国が攻めて来る事、そして戦わなければ生き残れず、戦うためにはサイミアを持った印たちに戦ってもらわなければならないことを語った。印の短命を嘆いていたスオウは、印たちに命をかけて戦ってくれと言わなければいけない事に涙する。そこにオウニが現れ、印たちはとっくに自分の運命を受け入れている、あとはスオウが堂々と戦えと言えばいいのだと叱咤する。スオウがオウニに「アナタも力を貸してくれるのですか?」と問うと、オウニは同意した。泥クジラの民達は残り四日で帝国を迎え撃つための訓練などの準備に取り掛かった。, 泥クジラではサイミアで人を傷つけてはいけないと教えられていた。しかしその教えを破ってでも戦わなければならなくなった。サイミアは直接人に使うことはできず、武器や物を動かしたり、弓矢の命中精度を上げるために使う。20代半ばを過ぎるとサイミアの力は衰え、30歳前後で寿命が来てしまう。そのため戦いは殆どが子供によるものになるのであった。シュアンの母で長老会の一員の「ラシャ」は、スオウに「子どもたちは明日人を殺してしまうかもしれない。明日死んでしまうかもしれない。それをお前が決めたんだ。」と囁き、その事を忘れないようにと言った。ラシャは反撃に出る事に反対のようであったが、何もしなければ死を待つだけだとスオウの意志は固かった。作戦は、帝国が襲撃してきたら泥クジラは印たちが闘って守り、特別任務の突撃メンバーがスキロスへもぐりこみ、ヌース・スキロスを破壊するというものであった。突撃メンバーは自警団の「トクサ」を隊長に、ギンシュ・マソオ・リコス・チャクロ・オウニと、数人の実力者の自警団員が選らばれた。オウニの仲間である体内モグラの元リーダー「ニビ」は、オウニとは小さい頃に出会い、サイミアで喧嘩したことで体内行きになり、それがきっかけて友人となった仲であった。体内モグラのメンバーも帝国の兵士に殺されており、ニビは自分達も帝国と戦うとオウニに言う。ニビはオウニがいつかどこかに一人で行ってしまうのではないかと心配していた。シュアンは自分の妻「シエナ」に、死体が醜いのはよく無いから帝国が来たら殺される前に自決するように言った。シエナはシュアンに、アナタに心は無いのか、妻の死体が醜いかどうかしか気にならないのかと尋ねる。シュアンは人の気持ちなんて見えるものでは無いし、心の在り方に何故拘るのかと言った。シエナは無言で涙し、シュアンは妻をそのままにして立ち去った。夜、チャクロの元にネリが現れる。しかしそれはネリではなく、本人曰くネリと血を分けた双子の「エマ」だという。ネリは母(ファレナ)の傷を癒すために、母のお腹に還ったと語る。エマはチャクロにこの島を絶対に守って欲しいと頼み、チャクロが明日生き残れたらファレナの秘密を教えると約束した。チャクロはエマに、エマとネリは何者なのか問うが答えはなかった。, 襲撃の日、チャクロたち突撃メンバーはスオウからお守りを貰い、小型の船に乗って出発しようとする。そこへニビが突撃メンバーに入れろと押しかけ、ニビも突撃メンバーに入る事になった。泥クジラの印たちは襲撃に来た帝国のアパトイアを迎え撃つ。アパトイアの中にはリョダリもいた。突撃隊はスキロスの内部に入る事に成功するが、突撃隊の目的はスキロスの総司令「アラフニ」に気づかれていた。戦いの中で、リコスは泥クジラの印のサイミアは帝国の人間より強い事に気づく。特にオウニは一際強かった。一方泥クジラでは、ハクジが子供達を庇って敵兵と共に塔から落ち瀕死の状態になった。スオウはハクジの「ワシはお前たちの未来が見たい」という最期の言葉を聞くが、リョダリによって途中で妨げられ、ハクジは死亡する。スオウは剣でリョダリに対抗するが、無印で且つ武勇の才能がないスオウでは太刀打ちできず、ピンチになってしまう。そこへシュアンが登場し、リョダリと戦闘する。突撃隊はヌース・スキロスのいるヌースの間に到着する。ここから先はサイミアが使えなくなるエリアである。チャクロ・オウニ・ニビ・ギンシュと一部の自警団が扉の入り口をサイミアで守り、シエナ・リコスと残りの自警団たちはヌース・スキロスを倒しに行った。しかしスキロスのいるエリアには護衛が居なかった。シエナがスキロスに近寄ると、隠れていた兵士達が一斉射撃し、リコスと自警団の少女ウルミ以外の全員が射殺された。扉を守っていたオウニは銃の音を聞くとヌースの間に入って行き、その後をチャクロが追った。帝国ではヌースの間での殺生を禁止しているが、禁忌を犯す命令をしたのはリコスの兄「オルカ」であった。リコスは震えるウルミを庇い一人で立ち向かおうとするが、オウニとチャクロが到着する。オウニが兵士を止めている間にチャクロとリコスがヌースの元へ行こうとした時、アラフニがオウニを銃で撃った。扉を守っていたニビは、オウニのピンチを直感で感じ取り、ヌースの間へ入った。泥クジラでは、傷ついた人々のところにエマの出した多数の暖かい腕があちこちから生えてきて、民達の心を癒した。その腕からスオウにリョダリの過去が流れ込む。リョダリは感情が乱れ、ヌースに感情を食べてもらえず、親から病気扱いされていた。ヌースが食べた感情が逆流し、人間の持つ沢山の感情を見たことで人格が壊れてしまったのであった。そして帝国では皆がお人形のような感情のない顔をし、誰もリョダリの相手をしなかったが、泥クジラの人々は感情があり、リョダリを恐れたり泣いたりする。それに対しリョダリは深い愛情を感じたが、リョダリの愛情表現は殺すことであった。スオウはリョダリにリコスのように泥クジラに住む選択肢を与えようとするが、シュアンは沢山の泥クジラの民を殺しているリョダリにそれはできないとスオウの説得を止めた。リョダリの方もスオウの話には興味が無く、ただ楽しいから殺しているのだと言い、シュアンに刀で切りつけられた。リョダリは自分の血を見て取り乱し逃げるが、逃げて行った先に印の子供達が居て、子供達から弓で攻撃され砂の海へ落ちていった。泥クジラで戦っていたマソオは、サイミアの力が切れかかっていた。, 『ウィッチクラフトワークス(Witch Craft Works)』とは、講談社『good!アフタヌーン』に掲載されている水薙竜のファンタジー漫画、およびそれを原作とするアニメ作品。